こんにちは!木曜日の小渕です。
みなさん、前回のブログで出したナマコクイズの答えは分かりましたか?
ナマコはどこで呼吸しているか?というクイズです。
正解は、おしり!
おしりから海水を取り込み、溶け込んでいる酸素を吸収してからまた海水を吐き出します。
体壁や菅足からも酸素を取り込むそうですが、ナマコの種類によって、各部位での取り込み量は異なるようです!
先週のナマコブログを読み飛ばしている方は…是非、ちょっと戻ってご覧ください(笑)
さて、そろそろ本題へ。今回のテーマはウツボ!我ながら珍しいチョイス!(笑)
水中でもよく見かけるウツボ。日中は岩陰に隠れていることが多いですね。伊豆で通年見られるお魚でもあります!
南の海にはこんなかわいいウツボもいます。
ハナヒゲウツボはまさにウツボ界のアイドル!最も美しいウツボとしても有名です。写真は色鮮やかな成体ですが、幼体は真っ黒な体をしています。大人になると鮮やかになる、魚としては珍しいパターンですね!
サビウツボは絵に描いたようなデザインの目が、個人的にとても好きです。
ウツボは皮膚呼吸も出来るため、陸に上げても(ぬめりが取れなければ)30分位は生きられるそうです。すごい生命力。
皮膚は分厚くぬめりが強力なため、調理するのが大変らしいのですが…身はとても美味しいです!白身でプリッとしていましたね〜
全国各地をみても、ウツボを使った加工品や料理などで事業レベルの取り組みをしている県もあるようです。高知県須崎市では過去に「ウツボ祭り」なるものを開催していたのだとか!
あまり口にすることも無いかもしれませんが…毒を持つウツボもいるのでご注意を。
実はウツボ、成熟するのに10年近くかかるそうです。ちょっとびっくり。寿命も40年程なんだとか。
ということは…あのとき岩陰で目が合ったウツボも、砂地を悠々と泳いでいたあのウツボも、もしかしたら自分より年上の先輩だったのかも…なんて妄想を膨らませております(笑)
最後に、二度と見れない(かもしれない)ウツボの写真で締めくくりたいと思います。
それでは、今日はこんなところで。
おぶち